結論書きたすぎ病

こうして個人サイトを開設してテキストを書く機会が生活の中に生まれたのだけど、書きながら度々詰まってしまう。なんというか、肩に力が入っている。次の一語が出てこない。いや、頭に浮かぶのだけどそれを採用するかどうかをいちいち迷ってしまう。

特に厄介なのは結論を書きたがる癖があることだ。思いついたことをつらつら書いてるだけなのに、終盤に向かうと「結果なんなのか」を書かなければいけないような気がしてしまう。そんな答えはないので当然筆が止まる。なんなら結論の後に軽やかな結びの文まで書こうとしてしまう。「この出来事で得られた教訓を今後は生活の中で実践していこう。そう思うのだけれど、また明日になれば忘れてしまうのだ」みたいな。想像するだけで恥の感覚で耳のあたりがちりちりして痒くなってくるような、ぞっとするほど退屈な文章。うわああ。

このサイトとは別にスマホのメモアプリで日記を6年ほど書いているが、そっちはまったく詰まらない。排泄に近い。ちゃんとした文書を残そうなんて考えてないからだ。

そもそもがこれは自分の趣味の庭いじりなのだ。結論をこしらえようとするのをやめよう。やめよーっと!